トップニュース

光ファイバセンサ概論(6)

基礎編<その1>(10)

基礎編<その2>(10)

基礎編<その3>(10)

基礎編<その4>(3)

設計編<その1>(10)

設計編<その2>(3)

施工保守編<その1>(10)

施工保守編<その2>(10)

施工保守編<その3>(7)

コラム(11)

コラム

印刷する

C01_波長と周波数について

事務局
 波長とは波の1周期の長さで、山と山あるいは谷と谷の間隔です。周波数は1秒間の波の数であり、ヘルツ(Hz)で表します。真空中で光は1秒間に約30万kmの速度で進みます。波長をλ(m)、光速をc(m/s)、周波数をf(Hz)とすると、以下の関係が成り立ちます。

λ(m) = c(m/s) ÷ f(Hz)

 光は電磁波の一種です。電磁波は、大きく分けると波長が長いものから、電波、光、X線、γ線になります。波長で0.1 mmより長いものを電波、0.1 mmより短く、10 nmより長いものを光、10 nmより短いものをX線あるいはγ線といいます。波長が長いほど、周波数は低くなりエネルギも低くなります。
 光は波長が長いものから、赤外線、可視光線、紫外線に分類されます。人間が見える光は、波長が約380~780 nmの可視光です。波長の長い可視光は赤色に、波長の短い可視光は紫色に見えます。昆虫や鳥類の中には、紫外線の波長を感知できるものもいます。
 一般的に、光は波長で、電波は周波数で表しています。

コラム図1
図1 波長

コラム図2
図2 電磁波の種類

キーワード