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コラム

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事務局だより<No.30> 第17回通常総会が開催されました.

2025年8月6日

事務局
 2025年8月4日に第17回通常総会がハイブリッド(対面+オンライン)にて24会員の
参加のもと開催されました.

 昨年度(2024.7~2025.6)は,11月に5年ぶりとなる第12回シンポジウムを開催し,
大変多くの方に参加をいただきました.また,同時期に,「分布型光ファイバひずみ
ンサ建設分野向けマニュアル」および「ポイント型光ファイバセンサ建設分野向けマニ
アル」の改定版を発行し,より多くの方にダウンロードいただいています.また,4
月からは,新たに「分布型光ファイバ振動センサ(DAS)導入のためのマニュアル」作
成WGを設置し活動を開始しています.これらの活動に加え,総会/理事会/定例会,ホ
ームページやメールマガジンによる情報発信などを進めてきました.
 今年度(2025.7~2026.6)は,①シンポジウムの開催,②講演会やシンポジウム,
展示会等を通じて,新技術や社会実装の情報提供を推進,③「分布型光ファイバひずみ
センサ建設分野向けマニュアル(改訂版)」および「ポイント型光ファイバセンサ建設
分野向けマニュアル(改訂版)」の普及および「分布型光ファイバ振動センサ(DAS)
導入のためのマニュアル」作成,④会員,他団体との連携強化 などの活動を積極的に
進めることで,会員のビジネス向上に直接的・間接的に寄与するとともに,ユーザーの
裾野を広げていく活動にも注力していきます.さらに,業界関係者にとっても魅力的な
協会活動を進めるよう努めていきます.
 また,総会において,2024年度表彰として,「ヘテロコア」構造の光ファイバセン
考案した後,本技術をベースに,大学発ベンチャーの設立,ビジネス創造,後進の
育成など多くの功績/業績を残されている,渡辺一弘様((株)コアシステムジャパン
(創価大学名誉教授))に対し功績賞が授与されました.
 総会終了後の講演会では,高橋様((株)東芝)より「高周波光電圧・電流センサの
開発と国際標準」について講演をいただきました.高絶縁の特長を生かす応用で光電流
センサが注目されているが,同時に高速性(広帯域)が求められており,それらへの対
(評価技術/国際標準化)について紹介がありました.
 また,佐々木様(Orbray(株))より「光ファイバ電流センサ開発現場で直面した課
とその解決策」について,これまでの取り組みおよび応用が広がるにしたがってDC測
定,広帯域化への対応が必要となりそれらへの対策の事例などを紹介いただきました.
さらに、鉛を使わない新しいタイプの光ファイバを模索している旨の説明がありました.
 その後,新会員紹介として,(株)ミライト・ワンの川村様より活動紹介があり、ま
た、中村理事長より、2025年5月25-30日にポルトガルのPortoにて開催されたOFS-29
の概況について紹介がありました。
 講演会終了後、お二人の講師にも参加いただき技術交流会を開催しました。
 猛暑の中でしたが、大変有意義な1日となりました。
                                  (事務局長)

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