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光ファイバセンサ概論(6)

基礎編<その1>(10)

基礎編<その2>(10)

基礎編<その3>(10)

基礎編<その4>(3)

設計編<その1>(10)

設計編<その2>(3)

施工保守編<その1>(10)

施工保守編<その2>(10)

施工保守編<その3>(7)

コラム(11)

施工保守編<その3>

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26_光ケーブルが切れたらどのように修復したら良いですか

事務局

 伝送路としての光ファイバに障害が発生した場合は、まず同一の光ファイバケーブル内に空きの光ファイバ(予備心線)があるかを確認します。空きの光ファイバがある場合、光ファイバの切替によって伝送路を仮復旧します。空きの光ファイバがない場合や空きの光ファイバがあっても使用できない場合は、障害位置を特定してから適正な迂回ルートを構築することで復旧します。障害位置の特定は、OTDR測定(パルス試験)により行います。
OTDR(Optical Time Domain Reflectmetry)測定とは、光ファイバの片端から光パルスを入れて測定するものです。その光パルスは散乱・吸収により損失しながら光ファイバの長手方向に伝わりますが、その一方で入射側へ戻ってくる後方散乱光があります。その後方散乱光を測定し、損失や線路長、障害位置などを表示します。

 OTDR計測図
 
           図1 OTDR計測図

 パルス試験により障害位置を特定し、その付近の調査により障害の状況、布設環境を把握した上で迂回ルートの構築方法を決めます。

 応急的に伝送路を復旧させる方法としては、復旧用光ファイバケーブルやクロージャを用いる方法が一般的です。障害点のある光ファイバケーブルに対して、復旧用光ファイバケーブルを布設し、既設または復旧用クロージャに接続することで迂回の伝送路を構成します。
 復旧用光ファイバケーブルおよびクロージャは以下のように設置します。復旧用光ファイバケーブルによりバイパス(迂回)ルートを構築する場合は、伝送区間の伝送損失が大きくなる可能性があるので事前に確認する必要があります。  

① 接続区間長(接続部から接続部まで)に復旧用光ファイバケーブルを布設し、既設の接続用クロージャにて接続することで障害点を迂回する


 断線復旧方法①

          図2 断線復旧方法①

③ 障害点の近くにクロージャの設置が可能な場合、既設の光ファイバケーブルで接続することが可能であれば、復旧用光ファイバケーブルの長さに応じて新たに復旧用クロージャを設置し、これに既設の光ファイバケーブル、復旧用光ファイバケーブルを接続し、障害点を迂回する

 断線復旧方法②

          図3 断線復旧方法②

 

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