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光ファイバセンサ概論(6)

基礎編<その1>(10)

基礎編<その2>(10)

基礎編<その3>(10)

基礎編<その4>(3)

設計編<その1>(10)

設計編<その2>(3)

施工保守編<その1>(10)

施工保守編<その2>(10)

施工保守編<その3>(7)

コラム(11)

施工保守編<その3>

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25_保守点検はどのようにしたら良いですか

事務局

 光ファイバセンサシステムの保守点検では、一般的な保守点検技術のほか特有の機能検査があります。機能検査の技術は充分に確立していますので、簡単に実施できます。

 保守点検は計測システムが機能を発揮していることの確認、劣化状況の把握、機能を一定期間維持するための対策(修理や劣化防止処置など)を実行することです。
 定期点検は1年毎、総合点検は3年毎に実施する場合が多いようですが、使用している部材の故障発生内容や頻度などによりますので、確認して下さい。 
 センサシステムとしての機能検査には光ファイバセンサ特有の保守点検技術があります。光ファイバセンサ特有の保守点検技術は施工の際の検査技術(施工保守編<その1>03)を参照)と変わりませんが、よく採用される方法を紹介します。

(1) 伝送路の損失の計測
 OTDRを用いると光ファイバの異常点の損失レベルと位置や破断箇所を特定できます。また、両方向から計測するとデッドゾーンの影響を取り除くことができ、光ファイバ全線の伝送損失の状態を把握できます。この機能は計測器に内蔵している場合がありますので活用して下さい。
(2)光強度の計測
 光パワーメータを用いて光ファイバの片端から光を入射させ、出射端側で光強度を計測し所定レベルであるかを判断します。断線している場合や複数心の光ファイバの誤配線は光強度がゼロとなります。発光部と受光部を持っている光パワーメータでは、光コネクタの挿入損失や反射減衰量を測定できます。
(3) 心線の識別
 心線識別器を使うと光ファイバの外側から光ファイバ中の光の有無を検出できます。複数心の光ファイバの誤配線を判断します。
(4) 光スペクトラムの計測
 光スペクトラムアナライザを用いて、光の波長のシフトや強度の変化を検出手段としている光センサの劣化状況を把握したり、伝送用光ファイバの劣化原因を特定したりするために光のスペクトラムを計測します。

 適用している光センサシステムによって、保守点検の具体的内容や採用される機器および方法が変わりますので、事前に検討して下さい。


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