トップニュース

光ファイバセンサ概論(6)

基礎編<その1>(10)

基礎編<その2>(10)

基礎編<その3>(10)

基礎編<その4>(3)

設計編<その1>(10)

設計編<その2>(3)

施工保守編<その1>(10)

施工保守編<その2>(10)

施工保守編<その3>(4)

コラム(11)

設計編<その1>

印刷する

06_ファラデー近接センサの精度、分解能および適用用途の目安

事務局
ファラデー近接センサの精度を考えるとき、実用上は検出器と組み合わせて仕様化する必要があります。

ここではセンサの性能以上の安定性、再現性を保有する検出器と組み合わせた時の精度と適用用途に関して説明します。

このセンサの精度は、利用目的が近接センサとしてON/OFF検知することなので、繰り返し再現性を指標とします。

センサの“動作範囲”および“遊び”はターゲット磁石により変わるので、ターゲット磁石はセンサ用途に応じて選定します。

センサの動作範囲は反射損失が飽和せず大きな変化量を保てる領域とし、その間の任意の反射損失レベルに“しきい値”を設定して使用します(図1)。

飽和磁場強度1000(Oe:エルステッド)のセンサを例に、ターゲット磁石を変えた時の距離と反射損失の関係を図2に示します。位置決めの繰り返し再現性はフルスケール(動作範囲)に対して数%です。

図1
図1 センサの使用方法

図2
図2 距離と反射損失の関係

このセンサを既存の雨量計やワイヤーセンサに使われている電気式近接センサと置き換えた場合、各計測対象に対する精度は変わりませんが、センサ部に電気部品を使わず、現場にデータ送信装置も不要なことから故障やメンテナンス回数が減り信頼性の高いシステム構築が可能となります。

適用の目安は、既存の近接センサが使われている個所への置き換えは可能ですが、光ファイバセンサとしての特長を生かした広域でのリアルタイム監視や信頼性が必要なインフラ監視に応用したときその費用対効果は最大となります。


申込

キーワード