技術情報
《光ファイバセンサによる防災への提案 その1》小川貴弘(古河電気工業(株))が、新川電機(株)Webマガジン8月号に掲載されました。
2016年8月8日
従来の電気式センサを用いた広域モニタリングシステムでは、モニタリングポイントに、①電源、②情報伝送機器、③誘導雷サージから機器を守るための保護装置、など付帯設備を設置する必要があるため、施工費を含む導入コストが増加する傾向にあり、落雷や浸水等、災害発生時の環境下での故障率の増大が懸念されています。
古河電気工業(株)では、このような問題を解決するために、光ファイバを利用した観測システムの開発を行っています。センシングポイントに光ファイバ、光部品等パッシブ部品で構成される光ファイバセンサを用い、観測所及び防災拠点と光ファイバで結ぶことで、観測点に付帯設備を構築する必要のない観測システムを構築しています。
古河電気工業(株)光ファイバセンサに関するホームページは こちら